~ただ前へ~

自分でも分かってた。


いちファンとかじゃなっくって、


涼介先生が好きだってこと。


でも好きになっちゃいけないから、

好きになっても報われないから、苦しいだけだから、


気持ちを殺すために、


ファンだって言いきかせてた。


裕也とのキスだって、気持ちをごまかすために・・・・。




胸が張り裂けそう。


もう止められない。

気持ちがどんどん溢れてくる。









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