私の狼王子
ある日…
『柚愛ちゃん。奏太くんっていつもあんな感じ
なの?』
と聞いてみた。
「どうして?」
『なんか、遠慮してるというか…嘘っぽいとい
うか…そんな感じがするんだもん』
「凜…」
びっくりしたように、柚愛ちゃんが目を開いた
。そして、いきなり笑い出した。
「ぷっ…あははは!凜は、鋭いわね〜!
そうよー。奏太は、いつも私と航くんの前
以外といる時は、王子の仮面を付けてるの」
『柚愛ちゃん。奏太くんっていつもあんな感じ
なの?』
と聞いてみた。
「どうして?」
『なんか、遠慮してるというか…嘘っぽいとい
うか…そんな感じがするんだもん』
「凜…」
びっくりしたように、柚愛ちゃんが目を開いた
。そして、いきなり笑い出した。
「ぷっ…あははは!凜は、鋭いわね〜!
そうよー。奏太は、いつも私と航くんの前
以外といる時は、王子の仮面を付けてるの」