REINCARNATION〜永遠の果てに君を想う〜

オータムフェスタ

ザワザワザワザワ

秋の札幌では、大通公園でオータムフェスタが開催される。
俺の大好きなイベントだ。
大好きすぎて、ビアガーデンのバイトをする事にした。

「陸斗ー!」

「おー雅哉!遊びに来たのかー?」

「おう!どうよバイトは?」

「バイトしたら自分はオータムフェスタ楽しめないってバイトして気付いた。」

「お前馬鹿なの?ブハハハハ」

「笑すぎだろ。」

「夏目くーん」

「佐倉さん」

「なにこの可愛い子!!!!聞いてねぇぞ!」

「え?」

「あっいや!なんでもないです!
こいつ俺の親友で、雅哉って言います。」

「どうも!木村雅哉っす!よろしこ!」

「初めまして、佐倉柚姫です。
あ、それより夏目君!休憩入っていいよ。
丁度雅哉君もいるなら回っておいでよ」

「え!?いいんですか!?
ありがとうございます!!」

「おっ可愛いだけじゃなく天使!」

「黙れ!雅哉!行くぞ!
すいません佐倉さん!」

「いいよっ。じゃぁいってらっしゃい。」

ったく雅哉のやろう!
つうか可愛い可愛い言い過ぎなんだよ!
なまら可愛いんだけどさ・・・。

「お前さ、柚姫ちゃんの事好きだろ?」

「え/////////」

「わかりやすすぎ」

「うるせぇよ」

「んで、いつからよ?」

「一目惚れ」

「嘘だろ!?いや、まぁあれは可愛いわ」
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