ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】










それから、私は自分の家に帰ってお風呂に入った。そして、お風呂から上がって、洗面所の鏡で自分の姿を見た。





旬への思いを絶ちきろうと強く願って切った髪に、だんだんと違和感を感じなくなっていった。むしろ、この髪型もようやく気に入ることが出来た。








私は寝る準備を終えるとベッドに横になって、旬に近々会えるかどうかメールで聞いた。別れたあの日以来、連絡はしていなかった。


すると、【明日仕事休みだから会おう】と返信がすぐにきた。私は了解のメールを送った。









・・・・明日、旬と何を話すかは決めていない。私の気持ちの整理もついていない。


だけど、旬とは話をする必要があるのだ。






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