ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
 










「あ、・・・・あの!!」

 


先程の女が見えなくなったと思えば、顔だけひょこっと出してこっちに向かっていきなり大声を出した。しかも、その声は裏返ってしまい何事かと思った。










「はるか先輩!」



「・・・・・・・・え?」



「受験頑張って下さい、応援してます!!」



「・・・」









皆の視線が俺に集まるので、俺の聞き間違いではないらしい。



その女は頬を真っ赤にして、「失礼します!!」と言ってドタバタと走っていった。









「はるか・・・・早野ゆりちゃんと知り合いだったのか?!」


「知るか」


「まぁ、結局モテるのははるかだよね」


「めっちゃ可愛くていい子そうじゃん♪」












確かにモデルしてるだけあって美少女だけど、俺が興味があるのは・・・・たった一人の女だ。

しかし、その女からは最近避けられまくってるけど。あいつはあいつの立場やあのホストのことも気にしているのだろう。




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