ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
学校の仕事が終わり、帰り道に斉藤はるかへのクリスマスプレゼントを買ってから、家に帰った。そして、隣の部屋のチャイムを鳴らした。すぐにフォーマルな服に着替えたあいつは出てきた。
「お疲れ」
「どうも」
「・・・なら、行くか」
「ちょっと、待って!」
私は二人でクリスマスに外出するのを今更ながら少し躊躇った。他の生徒に一緒にいるところを見られたら、言い訳できない。
「タクシーで行くし、今から行くところは生徒が気軽に来れるようなとこじゃない。誰にも会わない」
「あ・・・・うん」
「それにもしものことがあっても、俺が上手く事態を納めるから」
「・・・」
・・・・私よりはるかに賢い斉藤はるかを信じよう。
それに、今日は楽しむって決めたんだ。
しかし、・・・・生徒が気軽に来れないところって、どこ??