ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】








タクシーで走ること20分。高級感溢れる有名なホテルに到着。すると、すぐに斉藤はるかに中年のホテルの従業員が挨拶に来た。





そして、私はたかが高校生に異常なくらいに丁寧に丁寧に話す従業員の姿を見て確信した。

ーーーーここは・・・・斉藤はるかのお父さんが所有するホテルだと。 







すっかり固まる私に、斉藤はるかは不思議な表情。そして、私の半歩前で自分の肘を曲げた。私は緊張しながら、そこに手を軽くのせた。


高校生のくせにこんなにスマートにエスコートをする斉藤はるかは、やっぱり品のいいお坊ちゃんなのだと思った。








そして、エレベーターで最上階に向かい、レストランについた。斉藤はるかはここに何度も来たことがあるのか、こちらが名前を言う前に認識されていた。



< 181 / 310 >

この作品をシェア

pagetop