ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】







コース料理が運ばれてきた。あまり聞きなれない横文字が並ぶ料理の名前だ。






私はウェイターが料理を運び、下がったところで、恐る恐る小さな声で斉藤はるかに聞いた。









「私こんな高い店来ると思ってなくて、クレジットガードの入った財布じゃなくて、現金があまり入ってない学校用の財布なんだけど・・・・ここ、いくらくらいなの?」


「さぁ?」







私は料理を口にした。とても美味しい。幸せな気持ちが胸いっぱいに広がる。ーーーしかし、それ相応の高い値段に違いない。









「あんたは気にしなくていい」


「え?」


「俺が払うから」


「・・・」


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