ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
「び、びっくりした!何してんのそこで」
「寒い。早く開けて」
「ちょっとなに当たり前に私の家に入ろうとしてるのよ。あんたの家はそっち。あ、勝手に入らないの!」
家に入りぶつぶつ文句を言う女教師の顎を、俺はクイッと上げた。
「俺に会いたかったって顔してるくせに」
・・・・ほんと、リアクション面白い。
女教師は顔を真っ赤にして、口を金魚のようにパクパクとさせて俺を見ている。
「く、クソガキ」
「認めた」
「は?」
「否定しろよ」
ほら。
その怒った顔。
「可愛い」
ちゅっ。
俺は女教師にキスをした。