ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
2月上旬
上田が推薦入試で国立大学へ合格し、みなみが有名私立大学へ合格したお祝いに、夜皆で集まって食事をすることになった。場所は自称人気モデルが来ることもあり、個室の日本料理やだった。
「じゃあ、俺の隣は真緒ちゃんとゆりちゃんね♪」
「嫌ですよ」
「いいですよ~」
真緒が上田の提案を即答で断り、早野ゆりが・・・・CMのオーディションの結果、まさかの真緒と共演することになったことに不満があるのか即答でオッケーした。
「え?いいの?ゆりちゃんの隣とかマジ光栄だわ」
「だって、はるかさん全然私のこと見てくれないんですもん。あー、寂しい」
それから、早野ゆりは斜め向かいに座る真緒をチラチラ見ながら隣に座る上田と仲良さげに話す。アホな上田はモデルにデレデレだった。
「まー、真緒ちゃん。あいつは昔からあーだから仕方ないよ。飽きっぽくて、女好きで、一人の女に落ち着かないんだよね」
真緒の隣に座るひなが真緒にフォロー?を入れる。すると、みなみが真緒を不憫に思ったのか話を変えようとCMの話を持ち出した。