ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
そして、真緒は鞄を手に取りお店から飛び出した。
上田は何が起きたのか分からないという表情で首を傾げた。それをみた俺達(モデルまで)が綺麗に声をはもらせた。
「「「お前はバカか」」」
・・・・と。
すると、上田は「え?あのさ・・・・ん?真緒ちゃんって俺のこと好きなの?」だなんて今さらなことを聞いてくる。誰がどうみても明らかにそうだわ。
「知らねーよ」
俺はそう言って上田を冷たい目で見た。そうしたら、上田のとびっきりのスマイルが目に写った。
「何さっきの可愛い発言!俺、マジ萌えた!!真緒ちゃん最強!!!」
「直接、本人に言えよ」