ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】







私は頭を下げたまま、はるかのお母さんに言った。







「教師という立場にありながら、生徒と付き合うなどふざけた真似をしてしまい、誠に申し訳ございません」




私が選んだ道だと言っても生徒の母親を目の前に、罪悪感で胸が押し潰されそうだった。きっと、はるかのお母さんも悲しんだはずだ。



すると、はるかのお母さんが穏やかな表情で私の目の前に来て言った。







「怒ってるとかじゃなくてね、1つだけ聞いてもいい?どうして・・・・よりによってはるかなの?」














私は素直に思ったことを口にした。









「はるかがとても自然にいつの間にか私の心の中にいたからです」



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