ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
それから俺は校長から先に教室に戻るように言われた。噂があるので二人きりで接触するのは控えるようにとのことだった。
「はるか、大丈夫だったか?」
「あぁ」
走りよってきたひなにそう返事した俺は、これでことが収まったと思っていた。
しかし、その日の放課後、俺は現実を見ることになる。
「生徒に手をだすとか、きもー」
廊下を歩いていると、そんな言葉が聞こえてきて、俺がそちらに目を向けたその時、女教師が女に突き飛ばされて尻餅をついた。
「ちょっ、お前ら瀬戸先生を苛めんなって!」
「お前、どさくさに紛れてなに先生に抱きついてるんだよ!」
「え?だって生徒も許容範囲なんだろ~?」
「お前はねーよ!俺と遊んでよ先生♪」