ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
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俺朝起きてお粥を作り終わった頃に、女が目覚めてリビングにふらふらとやってきた。
「私いったい・・・何して?ーーーーえ、さ、、さ、斉藤はるか?」
俺を見るなり、驚くその女。
「まだ寝とけよ。お粥持っていくから」
「昨日私・・・・、熱だして、あんたに一晩中看病してもらったのって・・・夢じゃないの?」
俺が呆れて頷くと、女の表情がどんどんと曇っていった。
そして、消えそうな声で呟いた。
「なら・・・・、旬のことも・・・・夢じゃないか」
このバカ女・・・一晩中あいつの名前を寝言で呼びやがって。もうその名前聞きあきた。
「わっ!ちょっと!」
「うるさい」
俺は女教師をお姫様だっこして寝室に運んで、その女をベッドに放り投げた。
「投げることないでしょ?病人を!!」
「迷惑女が文句言える立場か?」