ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】
言われた通り、私は顔を洗ってリビングに戻ってきた。
目の前の豪勢な朝食に私のお腹が鳴った。
「いただきます」
私は、まず味噌汁を飲んだ。朝から味噌汁を飲むなんて、いつぶりだろう。
「すごく、美味しい」
私は次に卵焼きを口にした。箸がとまらない。
「これもすごく美味しい。この緑ってワカメ?ワカメ入りなんて初めて食べた」
朝から今日は幸せな日だ。私はあっという間に完食した。
「胃袋つかまれた?」
「うん!」
「なら、よかった」
斉藤はるかは、優しく笑った。