ラブレッスン ー女教師と恋の駆け引きー 【完】





そして、それからそのホストと何回かエレベーターがいっしょになった。

 



「大学生?」 


「・・・・」


「何学部?」  


「・・・・」






こんなこと聞いてどうするんだろう・・・・

エレベーターは3階で降りるし、少しの気まずさは我慢出来る。


私は沈黙を貫いてエレベーターを出た。






 

またある日のこと。

バイトを終えてエレベーターに乗ると、4階からあの
ホストが降りてきた。私は目を合わせずにエレベーターに乗った。ホストは苦手だ。 


すると背中から声がした。







「今度店に来てよ」


「えっ?!」 





思わず大声をあげてしまった。

何を言い出すんだと呆れてしまった。






「アルバイトをするこんな貧乏学生を客にするきですか?」



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