こんな私が、恋したみたいです。
「ねぇ、もっち」



そういえば、そういえば、



私はまた迷惑かけてるのかもしれない。



《んー?》



「電話は?彼女との」



《喧嘩なう》




《でたよー!もっちそろそろ終わり?》




《かな》



「なんか聞いといてあれだけど私今とても怖いことを聞いている気がする」



《こんなもんだよ。いっつも》


やばい、やさしいもっちの裏が見える。




《てかなんでそんなモテるわけ!?!?俺にもその秘策を!》




《知らねー。ここで言ったらりっくんがまずいだろ》




なんだか、私にはわからない話になってしまった。

< 149 / 549 >

この作品をシェア

pagetop