こんな私が、恋したみたいです。
《そのあとはまるっきりりっちゃんの話》



「あら」



不思議だ、気づかないところで私の話をされてたなんて



《まじ面白かったぜ!りっくん超笑った!》




なんの話だか知らないけど、楽しかったんならよかった




《んっ…》



りっくんが、起きたみたいだ。




《りっくんー!お前7時半に間に合うのかよ!!!!》



《ん?…やっべー》



そんなに早く行って何するのかは知らないけど、ドタバタする音がする。




人の生活する音、面白い



「おねーちゃん」



「ん、おはよ」



うるさかったかな。早く起こしてしまった。




「まだ電話?」



「そー」



「貸して!」



簡単に奪われた携帯。



「こんにちは!違う、おはよ!誰ですかー?」



また昨日みたいなことして、慣れたりっくんと困惑してるもっち。



2人とも優の相手をしてくれて、わたしの携帯握って優は楽しそうだ。


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