こんな私が、恋したみたいです。
あ、そっか




教えくれないんだ



「まいまいは本当に人気者ね。持って帰れないぐらいプレゼントもらってたよ」




りっくんも、もっちも、そうなのかもしれない



俺見なかった、って、タイミング間違えた、とか言って、



「そーね、いい子だもんね」



やっぱり、私をはぐらかそうとしてるのかな



『ねぇ、学校着いてる?』



握りしめた携帯が震えて、りっくんからそう来ていた。


『着いてるよ』



『じゃあ、10分後ぐらいにバス停前な!』



『はい?』



「誰からよ」



「りっくん」



全く、ホントにこいつは訳がわからない。




『ちょい今日は腰痛い日。おんぶして教室まで』



はぁ、なめてる



臨時休業以上に、なめてる



『分かった』



でも、オーケーしちゃうんだから、私はもっと訳がわからない


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