こんな私が、恋したみたいです。
「お!りっちゃんじゃん!」



「やっほ」



もっちもりっくんも、仲良しそう。



「…起きろよ今日ぐらい」



かどぐちは炎天下の中今日も寝ていた。



「ん…。だって私競技終わった…」



「…おやすみ。邪魔してごめん」




「おう」


そのまま寝たかどぐちの横で、杏ちゃんは携帯を弄っていた。



ほんと、もり上がらなすぎね。




かどぐちの足によりかかって、Eの子たちと喋っていた。


通いすぎて、みんなと仲良しになっちゃったよ。



「りっちゃん!!!」



「ん?」



久しぶりに笑いながら喋っていた時、後ろから突撃してきたりっくん。



「写真とろーよ!」


「ん、いーよ」



周りは私たちを囃し立てる。



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