こんな私が、恋したみたいです。
「実は、そーなんだよねー」


目と目見合わせて、リアル感を出す門口ともっち。


多分学校来る時間とか合わせて共謀してる。そうに違いない。


「おはよー、やられた?」



「やられた!結構死にかけたよさっき!この2人私のこと殺そうとしてる!」



「それだけ饒舌に喋れれば大丈夫だよ」



頭をポンポンしてくれる、りっくん。



当然、普通の反応はできない。


「…だね」


だって、すぐにドキドキするし、すぐに顔赤くなるし。


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