こんな私が、恋したみたいです。
言われたわけではないけど、見てれば分かる。
絶対、言葉が詰まる。ありがとうの回数も、少ない。
理由は、わからないけれど。
「りっちゃん、好きな飲み物なに?」
リビングの片隅で俺に背を向けてドライヤーをかけている。
そのまま、抱きしめたい。後ろから不意打ちで、拒否られないように。
「んー、あったかいの」
「うん」
この暑い日に、お湯を沸かすことになるとは思わなかったけど。
りっちゃんのためだ。一向に構わない。
確かりっちゃんが好きだと言っていた、抹茶ラテにしよう。
「はい」
机の上に置いて、りっちゃんと面と向かう。
絶対、言葉が詰まる。ありがとうの回数も、少ない。
理由は、わからないけれど。
「りっちゃん、好きな飲み物なに?」
リビングの片隅で俺に背を向けてドライヤーをかけている。
そのまま、抱きしめたい。後ろから不意打ちで、拒否られないように。
「んー、あったかいの」
「うん」
この暑い日に、お湯を沸かすことになるとは思わなかったけど。
りっちゃんのためだ。一向に構わない。
確かりっちゃんが好きだと言っていた、抹茶ラテにしよう。
「はい」
机の上に置いて、りっちゃんと面と向かう。