こんな私が、恋したみたいです。
30.
「あーんちゃん!」
「おはよう」
今日も眠そうな杏ちゃん。
今日もまだ誰も来てないE組。
「りっちゃんも眠そうね」
「よくお分かりで」
昨日の夜は大変だった。うん。
ギュってしちゃったって、夜になって気がついて、恥ずかしくって悶えてた。
ニヤニヤ止まんないんだもん。
「顔面楽しそうでなにより」
「え?」
どうやら、ニヤニヤはまだ止まってないらしい。
「りっくん、早く来るといいねー」
私、なんも言ってないんだけどな。
伝わっちゃってるあたり、ほんとにやばいかもしれない。
「杏ちゃーん、眠いー、膝貸してー」
床に座って、杏ちゃんの太ももにもたれかかる。
「重たい」
「うるさいー」
りっくんが来るまで、待ってたいんだ。
しばらく、うとうとしながら杏ちゃんと喋っていた。
「あ、おはよー!」
次に来たのは、もっち。
「………」
…え?
「おはよう」
今日も眠そうな杏ちゃん。
今日もまだ誰も来てないE組。
「りっちゃんも眠そうね」
「よくお分かりで」
昨日の夜は大変だった。うん。
ギュってしちゃったって、夜になって気がついて、恥ずかしくって悶えてた。
ニヤニヤ止まんないんだもん。
「顔面楽しそうでなにより」
「え?」
どうやら、ニヤニヤはまだ止まってないらしい。
「りっくん、早く来るといいねー」
私、なんも言ってないんだけどな。
伝わっちゃってるあたり、ほんとにやばいかもしれない。
「杏ちゃーん、眠いー、膝貸してー」
床に座って、杏ちゃんの太ももにもたれかかる。
「重たい」
「うるさいー」
りっくんが来るまで、待ってたいんだ。
しばらく、うとうとしながら杏ちゃんと喋っていた。
「あ、おはよー!」
次に来たのは、もっち。
「………」
…え?