こんな私が、恋したみたいです。
「じゃ、また明日ね」
カバンを背負った橋森くんはさも当たり前のように、明日来ると約束してくれた。
「うん」
1人になるのはやっぱりちょっとさみしい。
だから、恥ずかしいからそっぽを向いて、橋森くんに小指を突きつけた。
「針千本のーます!」
それに指を絡めてくれて、ブンブンと大げさに振る。
「指切った!」
勢いよく手が離れて、そのまま橋森くんは扉に向かって歩いて行ってしまった。
「ばいばい」
と、大きな声で言われた。
「ばいばい!」
だから、私も元気よく返した。
カバンを背負った橋森くんはさも当たり前のように、明日来ると約束してくれた。
「うん」
1人になるのはやっぱりちょっとさみしい。
だから、恥ずかしいからそっぽを向いて、橋森くんに小指を突きつけた。
「針千本のーます!」
それに指を絡めてくれて、ブンブンと大げさに振る。
「指切った!」
勢いよく手が離れて、そのまま橋森くんは扉に向かって歩いて行ってしまった。
「ばいばい」
と、大きな声で言われた。
「ばいばい!」
だから、私も元気よく返した。