こんな私が、恋したみたいです。
面白くて、私までゲラゲラと笑う。
そのやりとり、いつまで続くんだろうと思いながら、チビチビ言い合う2人を眺めていた。
「…りっちゃん?」
「……あ、なに?」
2人を眺めていたら、ぼけっとしていたらしい。
「もっち、帰るって」
なにをしていたのか、お尻をパンパンと叩くもっちと、横で苦笑いの橋森くん。
「そうなの?またね」
「おう。また来ていい?」
「うん!楽しかった」
また来るわ、と手をあげるもっちと、下まで送るから、と一緒に橋森くんも出て行った。
さっきまであんなに騒がしかった病室がいきなりシンと静まり返る。
「疲れちゃった」
たくさん笑ったし、たくさん喋った。
2人も、友達できちゃった。
粟原さんに、ありがとうとラインをして、携帯を伏せる。
ベットに寄りかかったら、ひどく睡魔に襲われた。
「ねっむい…」
今度こそ、橋森くんと2人でいれると思ったのに。
「ばかぁ」
私の、バカ。
寝るなよって思っても、眠たくてしょうがない。
瞬きだけするつもりだったのに、そのまま、眠ってしまった。
そのやりとり、いつまで続くんだろうと思いながら、チビチビ言い合う2人を眺めていた。
「…りっちゃん?」
「……あ、なに?」
2人を眺めていたら、ぼけっとしていたらしい。
「もっち、帰るって」
なにをしていたのか、お尻をパンパンと叩くもっちと、横で苦笑いの橋森くん。
「そうなの?またね」
「おう。また来ていい?」
「うん!楽しかった」
また来るわ、と手をあげるもっちと、下まで送るから、と一緒に橋森くんも出て行った。
さっきまであんなに騒がしかった病室がいきなりシンと静まり返る。
「疲れちゃった」
たくさん笑ったし、たくさん喋った。
2人も、友達できちゃった。
粟原さんに、ありがとうとラインをして、携帯を伏せる。
ベットに寄りかかったら、ひどく睡魔に襲われた。
「ねっむい…」
今度こそ、橋森くんと2人でいれると思ったのに。
「ばかぁ」
私の、バカ。
寝るなよって思っても、眠たくてしょうがない。
瞬きだけするつもりだったのに、そのまま、眠ってしまった。