【完】無気力女子の恋し方!?
「んじゃ、行くか。」
「……。」
「どーした?」
「いや。いいの?」
「何が。」
「彼女?」
「あー、別に大丈夫だろ?」
「好きな子?」
「は?」
「和田の。」
「……違う。」
「じゃー。?なんだ?えっと?」
「元。」
「ん?」
「だから。元だって。」
「元というのは……?」
「はー。元カノだよ。」
「!!!」
「おまえ、何(笑)?その顔!」
「いや、びっくりしまして。」
あー。なるほど。
和田は恋してるだけじゃなく、恋経験者だったのね!
だから、色男なんだ!
ふーん。
んじゃ、昨日のだって、和田から見たら大した事じゃなかったんだな。
あんなん普通なんだよ、きっと。