【完】無気力女子の恋し方!?
RRR……。
「はーいー。」
「あ、美和ちゃん。ごめん。」
「いいよー、どしたのー?」
「いや、なんか、よくわかんなくて……。」
「?何が?宿題ー?」
「……あはは。そーだよね。」
私が恋で悩むとか。
ありえないわ……。
でも……やっぱり。
「どこがわかんないのー?私まだやってないんだよー。」
「いや、えっと。恋の相談……とかでして。」
「和田君となんかあったの?」
「えっと……。いや。うん……」
「よし、雪ー今日暇?お茶でもしよーよ。」
「あ、うん。……ありがと。」
そして、お昼すぎ空いてきている
ファミレスで美和ちゃんに話を聞いてもらう。
昨日の事。
はるなさんの事。
私が、彼女ってありなのかって事など。
自分じゃ全然わかんないから
言葉さえ、拙くなるのに、
美和ちゃんはゆっくり聞いてくれた。