【完】無気力女子の恋し方!?
「……てな訳でして。
どーなんでしょーか……。」
「あはは。」
え!?
って……笑うとこあった!?
いやいや、なぜ??
「雪は、和田君が、好きなんだね(笑)」
「へ!?」
「だから、はるなさん?元カノにヤキモチじゃん。」
「え!?」
「だから。ヤキモチ。
名前呼ばれたり、優しくされたり。
自分だけじゃなかったのが嫌なんでしょ?」
「……。」
「好きじゃなきゃ、
そんなんになる訳ないじゃん(笑)?」
「そ……なの?かな。
でも、私全然可愛くないのに!
そんな、なんてか、優しくされてるのにさ。
なのに……ヤキモチやくとか、
なんなの!?何様!?」
「あはは。雪ー。
恋なんて、そんなもんだよ。
どっかで、何か少しだけ不安があれば、すぐ大きくなってったりさ。ヤキモチだって、そーだよ。
和田君は、雪がいいんでしょ?
なら、ちゃんと聞けば、答えてくれるよ?
それに、雪は、可愛くない。って言うけど、
可愛くないから、なんで悩むの?
今まではそんな事なかったじゃん。
サバサバしてる雪は可愛いと
私は思うけど、なんで、
今更じゃん(笑)?
ってか、可愛くないから、何?
可愛くなりたいの?
誰の為に?(笑)」