結婚の約束をしよう
「良かったな!」
「う、うん。ありがと。」
陵は、私が気にしすぎかと思うくらいすぐに、明るく元気ないつもの陵に戻っていた。
「…。」
そっか、陵は私に好きな人がいる事を知ってるから、今更たいした話でもないのかな。
それでも私は、陵に石崎先輩の話はしたくなかった。
今その理由を聞かれても、答えられないのだけど。
てか陵のヤツ、少しくらいヤキモチ妬いたりしないのかな…私と結婚するとか言ってるけど好きだとは言ってこないし、石崎先輩の話を聞いても全然ダメージ受けてないみたいだし。
何なんだ…。
「…。」
こんな事を思う私も…何なんだ、と思う。
それにさっきの…”結婚する?”ってやつ、何でもないフリをしたけど内心はドキドキしてたのに、なんかそれも損した気分。
あんな風に聞かれたら、好きじゃなくてもきっとドキっとするよね…?なんて正当化してみた。
だって私の好きな人は、石崎先輩だから。
つかみ所がない陵だけど、感謝している事も色々ある。
「う、うん。ありがと。」
陵は、私が気にしすぎかと思うくらいすぐに、明るく元気ないつもの陵に戻っていた。
「…。」
そっか、陵は私に好きな人がいる事を知ってるから、今更たいした話でもないのかな。
それでも私は、陵に石崎先輩の話はしたくなかった。
今その理由を聞かれても、答えられないのだけど。
てか陵のヤツ、少しくらいヤキモチ妬いたりしないのかな…私と結婚するとか言ってるけど好きだとは言ってこないし、石崎先輩の話を聞いても全然ダメージ受けてないみたいだし。
何なんだ…。
「…。」
こんな事を思う私も…何なんだ、と思う。
それにさっきの…”結婚する?”ってやつ、何でもないフリをしたけど内心はドキドキしてたのに、なんかそれも損した気分。
あんな風に聞かれたら、好きじゃなくてもきっとドキっとするよね…?なんて正当化してみた。
だって私の好きな人は、石崎先輩だから。
つかみ所がない陵だけど、感謝している事も色々ある。