結婚の約束をしよう
「関係ないわけないだろ!結愛はオレと結婚するんだからな。」
その言葉に、クラス中がどよめく。
そんなこんなで終わった転校初日、オレは楽しい気持ちしかなかった。
そして次の日の土曜日は、朝から結愛の家に行った。
「早く部屋行くぞ、オレには時間がないんだよ。」
結愛は、ぶすっとした表情でオレを見ていた。
そうーーーオレには時間がない…。
昨日夢で見た、病院のベッドで眠るオレが本当のオレだとしたら……多分たくさんの時間は残されていないと思う。
不思議とオレは冷静で、現実を受け入れる事に抵抗感はなかった。
結愛にと持って来たのは、参考書が3冊。
オレにはもう、必要ないだろうから…。
昨日からオレは、結愛のイメチェンを始めた。
勉強もそうだけど、結愛にはもっと自信を持って欲しいんだ。
消極的で目立とうともしない控え目な結愛、変わってないな。
だからオレは、結婚して守ってやりたいと…幼心に思ったんだ。
その言葉に、クラス中がどよめく。
そんなこんなで終わった転校初日、オレは楽しい気持ちしかなかった。
そして次の日の土曜日は、朝から結愛の家に行った。
「早く部屋行くぞ、オレには時間がないんだよ。」
結愛は、ぶすっとした表情でオレを見ていた。
そうーーーオレには時間がない…。
昨日夢で見た、病院のベッドで眠るオレが本当のオレだとしたら……多分たくさんの時間は残されていないと思う。
不思議とオレは冷静で、現実を受け入れる事に抵抗感はなかった。
結愛にと持って来たのは、参考書が3冊。
オレにはもう、必要ないだろうから…。
昨日からオレは、結愛のイメチェンを始めた。
勉強もそうだけど、結愛にはもっと自信を持って欲しいんだ。
消極的で目立とうともしない控え目な結愛、変わってないな。
だからオレは、結婚して守ってやりたいと…幼心に思ったんだ。