結婚の約束をしよう
「…ありがと。」
てか陵のヤツ……意外にも気が利くじゃん。
陵もこうやって…誰かとデートしたりした事があるのかな。
私は切符を受け取ると、陵の後に続いて改札を抜けたーーー。
駅前に着いてからまず朝マックをした私たちは、次に若者をターゲットにしているであろうファッションビルに入った。
「私、久々来たかも…。」
「そうなのか?たまには行けよ。」
明るい照明に軽快なBGM、流行りの服を着たマネキンーーー私には場違いな気がして、足が遠のいていた。
その中の一つ、カジュアルの中にも可愛さを感じさせる、そんな服を扱うショップに入った。
「いらっしゃいませ〜。」
店員さんの声にドキドキしながら店内を見渡す私は、きっと不審者レベルに違いない。
それくらいキョドってる自信がある。
お願いだから店員さん、声をかけないでと祈る。
「お、これイイじゃん。ちょっと着てみろよ。」
「え⁈私⁈」
「結愛以外に誰がいるんだよ。」
てか陵のヤツ……意外にも気が利くじゃん。
陵もこうやって…誰かとデートしたりした事があるのかな。
私は切符を受け取ると、陵の後に続いて改札を抜けたーーー。
駅前に着いてからまず朝マックをした私たちは、次に若者をターゲットにしているであろうファッションビルに入った。
「私、久々来たかも…。」
「そうなのか?たまには行けよ。」
明るい照明に軽快なBGM、流行りの服を着たマネキンーーー私には場違いな気がして、足が遠のいていた。
その中の一つ、カジュアルの中にも可愛さを感じさせる、そんな服を扱うショップに入った。
「いらっしゃいませ〜。」
店員さんの声にドキドキしながら店内を見渡す私は、きっと不審者レベルに違いない。
それくらいキョドってる自信がある。
お願いだから店員さん、声をかけないでと祈る。
「お、これイイじゃん。ちょっと着てみろよ。」
「え⁈私⁈」
「結愛以外に誰がいるんだよ。」