僕と道化(ピエロ)と君の恋
 日之輪はさんは肩を落とし、俯きながら呟いた。

 「どうせ私なんて……」

あからさまに落ち込んむ日之輪さんを見ていると、自分が悪い事をしたような気分になる。

 「んと……じゃあ一日!今日一日だけ考える時間くれないかな?明日の昼休み、日之輪さんの所に返事をしに行くから。駄目かな?」

 「もちろんいいです!じゃあ私明日待ってます!」

 言うだけ言うと日之輪さんはスキップしながら去って言った。
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