僕と道化(ピエロ)と君の恋
 「あら?私は全然構わないですよ、マコトさんと噂になれるなら」

 「わ、私だって間宮さんとなら……」

 僕は何でこんなにモテモテなんだ?今までこんなにモテた事なんてないのに……

 「あの、そうゆう事じゃなくて……ここ男性用の更衣室だから」

 僕は開いたドアについているプレートを指差しながら言った。

 『男性更衣室』

 『きゃっ!』

 異口同音に日之輪さんと華崎さんは叫んで、部屋から出て行った。
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