僕と道化(ピエロ)と君の恋
 華崎さんも朝の服装と違っていた。何とゆうか……若い。

 華崎さんが立っている分、僕の目の位置は当然低いわけだが、わざわざ体勢を低くしているわけでもないのに今にも下着が見えそうな程スカートが短い。

 「はじめまして、華崎 葵です。二十二歳、趣味はカラオケ、ビリヤード、ダーツです。皆さんよろしくお願いします」

 「アオイちゃん、彼氏は?」

 何処からともなく下心丸見えの質問が飛ぶ。

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