明日はもっと強い人
入学してからもうすぐ一週間が経つ。
とにかく早かった。
その一週間の中で、圭弥とは一緒に学校へ来る時にしか話さなくなった。クラスですぐにみんなと打ち解けたのが圭弥だった。
私はみんなの中に入れなかった。
放課後、私は部活に入らなかったからすう帰るが、圭弥は野球部に入ってしまったため一緒に帰ることは決してなかった。
「私も部活入ろうかなー…」
独り言のようにボソっと言った。
「なになに美緒、部活入るの!?」
「え? …あー、なっちゃんか…」
私に話しかけたのは中学からの同級生、なっちゃんこと鈴木渚。中学から一緒にいるなっちゃんは私のことを知り尽くしている。
クラスでは唯一のムードメーカー。なっちゃんがクラスを動かしていると言ってもいいくらい、そして彼女がいないとクラスが崩壊してしまいそうと言ってもいい。
「美緒何かあったの!?そんな事言うなんて珍しい」
「失礼だなー!私だって青春したいのー」
今のところ、高校で私がまともに会話できているのはなっちゃんと圭弥だけだ。
だからこそ2人のことはとても大切にしていきたい。
でも、その2人もいつか遠くに行っちゃうのかなと思うと寂しくなる。
二人がいなくてもやっていけるいうにならないとな…
とにかく早かった。
その一週間の中で、圭弥とは一緒に学校へ来る時にしか話さなくなった。クラスですぐにみんなと打ち解けたのが圭弥だった。
私はみんなの中に入れなかった。
放課後、私は部活に入らなかったからすう帰るが、圭弥は野球部に入ってしまったため一緒に帰ることは決してなかった。
「私も部活入ろうかなー…」
独り言のようにボソっと言った。
「なになに美緒、部活入るの!?」
「え? …あー、なっちゃんか…」
私に話しかけたのは中学からの同級生、なっちゃんこと鈴木渚。中学から一緒にいるなっちゃんは私のことを知り尽くしている。
クラスでは唯一のムードメーカー。なっちゃんがクラスを動かしていると言ってもいいくらい、そして彼女がいないとクラスが崩壊してしまいそうと言ってもいい。
「美緒何かあったの!?そんな事言うなんて珍しい」
「失礼だなー!私だって青春したいのー」
今のところ、高校で私がまともに会話できているのはなっちゃんと圭弥だけだ。
だからこそ2人のことはとても大切にしていきたい。
でも、その2人もいつか遠くに行っちゃうのかなと思うと寂しくなる。
二人がいなくてもやっていけるいうにならないとな…