青空の下に咲いた花は…君という花でした。
「はい。そうです。マネージャーやってみたい
です。」
いままで、やってみたかったから、願いが
叶って、つい気合が入った声になった。
すると、先輩は笑って、
「気合十分ね!じゃあ、一緒に頑張りましょう
!!」
「椎名桜です!よろしくお願いします!」
やったぁ!!これでサッカー部に入れたんだ!
嬉しい気持ちでいっぱいだった!
❇︎
それから数日後
マネージャーの仕事を少しずつ取り組み始め
た。
マネージャーのお仕事ってタンポポみたいだ。
タンポポっていつでも、太陽に向けて手を広げて、咲いているでしょ?
どんな硬い地面でも地道ににょきにょきと芽を伸ばしてでてくるでしょ?
マネージャーも一緒。部員を支えるために、
いつでも笑顔でいなきゃいけない。
小さな仕事も大きな仕事も地道にこなしていかなきゃいけない。
春の道にタンポポがないと寂しい。
私思うの。この部活にマネージャーがいないとすごく寂しいなって。
特に先輩のマネージャーは、そこにいるだけで、メンバーの士気が違う。 いなきゃダメな存在なの。
私もそんな存在になりたい。
いつか、たんぽぽの花のように咲きたいとおもった。