メール☆LOVE
「こんなに遙を苦しめていた何て…。ごめんなさい…!」

話す、ママの声が震えている…

「ママがちゃんと話していたら…遙も苦しまなくて済んだのに…ごめんね…!」

ママが私の体を引き寄せ…“ギュッ”と、抱きしめた…

“!!!!”

私は首を横にふる!

「ママとこうちゃん…光輝さんは、遙が小学校3年生の時に知り合ったの!ママの一目惚れ…」

ママは、彼氏との出会いから話してくれた!

出会った場所…

彼氏の仕事の事…

彼氏の性格…

いろいろ話してくれた!


「遙に…こうちゃんの事を“話さなかった”じゃなくて“話せなかった”の…」

と、ママが言った!

「話して…遙に軽蔑されるんじゃないかっ…て思うと…怖くて話せなかった…!」

「私はそれぐらいで、軽蔑したりしない!!」

ママは横に首をふり…

「もし…もし赤ちゃんが出来ていなかったら…ママはずっと…遙に言えないままだったかも知れない…。」

声を震わせながら話しをしくれたママ!

ママも怖かったんだ!

私とおなじだったんだ!

お互い自分の気持ちに、自分自身が狂わされていたのかも知れない…!

「ママ…、赤ちゃんを産んで!!私に出来る事は何でもするから!赤ちゃんを…新しい家族を消さないで…!」

伝えたかった言葉を、全部伝える事が出来た!

「ありがとう…!」

ママも笑ってくれた!

夜は、久しぶりにママと一緒に眠った!
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