メール☆LOVE
「そうか!」

と、“ほっと”したような顔をする先生。

かと思えば…もじもじし出す!

いい歳した大人が、子供の前でもじもじ…

あり得ない…!

見てて気持ち悪い!

「何してるんですか先生?気持ち悪いんですけど…!』

ついつい本音が出てしまった!

「そっ、そんな事言うなよ!佐伯~…。」

“それが気持ち悪いんだよ!”

と、言いたい気持ちを“グッ”とこらえた!

“はぁ…”

と、ため息が…

それを見ていた先生は…

「何でため息を付くんだ、未来の父親に向かって!」

何が、未来の父親だ…

んっ!

今…何て言った?

未来の父親…

先生が…

先生が父親~…!!

「はぁっ!?」

あまりにも突然過ぎて、目が点になった!

「なんだ、そんなに嬉しいのか~♪」

と、先生が嬉しそうにいう!

ちょっと待って…

全然嬉しくないですから…!

もう、頭の中はパニックをお越してショート寸前!

「嬉しくない!…て、言うか何で先生が父親なの!?」

半端ギレしながら、先生に喰ってかかる!

「先生な…佐伯のお母さんの事を好きになってしまってな…で、今日にでも結婚を申し込むつもりなんだ!」

先生が照れくさそうに話す。

何それ…?

そんなの、聞いてない!
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