メール☆LOVE
「ママ!!」

ドアが開く音と、ママの声に驚いた!

『えっ!遥、どうしたの?』

電話の向こうから、唯の声が小さく聞こえる。

すると、

「ママは大丈夫!赤ちゃんもまだ生まれないから!」

と、ママが言う。

「でも…」

私が心配そうな顔をしていると、

「本当に遥は心配症ね!何かあったらちゃんと連絡するから、唯ちゃん達と出掛けて来なさい!」

と、言いながら私の横に座る。

「…本当に大丈夫?」

ママに訪ねる。

「大丈夫!」

と、

「…分かった。じゃあ、行こうかな?」

と、言う事になった。

街は、クリスマス色。

一歩外に出ただけで、とても楽しい気分になる!

「遥、遅いよ!早く~!」

待ち合わせ場所では、唯達が首を長くしながら待っていた。


< 45 / 72 >

この作品をシェア

pagetop