リアルな恋は落ち着かない
今日も部長は、私のことを褒めてくれる。
4年間、変わらず褒めてくれるので、嬉しいけれど照れくさい。
そのまま、上機嫌の部長と一緒にエレベーターに乗り、ロボット開発部のフロアに行った。
そして入り口にあるロッカーにかばんをごそごそしまっていると、横から大きな影に包まれた。
「おはようございます」
「!」
五十嵐くんだった。
私は慌てて「おはよう!」と返事を返した。
「あ、昨日は、どうもありがとう・・・」
誰にも聞こえないように、けれど忘れることのないように、小声でそっと呟いた。
すると五十嵐くんは頷くように、小さく笑いかけてくれた。
4年間、変わらず褒めてくれるので、嬉しいけれど照れくさい。
そのまま、上機嫌の部長と一緒にエレベーターに乗り、ロボット開発部のフロアに行った。
そして入り口にあるロッカーにかばんをごそごそしまっていると、横から大きな影に包まれた。
「おはようございます」
「!」
五十嵐くんだった。
私は慌てて「おはよう!」と返事を返した。
「あ、昨日は、どうもありがとう・・・」
誰にも聞こえないように、けれど忘れることのないように、小声でそっと呟いた。
すると五十嵐くんは頷くように、小さく笑いかけてくれた。