恋はシミュレーションで!
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『グー…グー…』


どうやら俺はカステラを食べて昼寝をしていたようだ。

「・・・ん?あぁ、腹いっぱいになって寝てたのか…。さて!!ゲームを始めるか」

《ガチャッ》

またしても邪魔が入った。

「また母さ・・・・・・ん゛!???」

「おはよう♪」

・・・・・??
そこに現れたのは小太りの母さんではなく、
・・・セーラー服を着た美女!?゛

「・・・あれ?母さん痩せた?それに若くなっちゃったんじゃないの…?ハハハ…」

あぁ、おれ寝ぼけてんだ。

「何言ってんのよ?真琴ってば変なの~。
あたしは渚だよ?な・ぎ・さ!!」


渚?な…ぎ…さ…??


ハッ・・・!!

この青いスカーフのセーラー服、
この雪のような白い肌、
この腰まで伸びた茶髪のロングヘアー、
そしてこのリカちゃん人形のような大きな目・・・



夏恋物語のヒロイン


青野渚ちゃんだぁぁぁ――――!!!!!!゛


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