恋はシミュレーションで!
夢だろ?
どうゆうことでしょうか?
なぜ青野渚ちゃんが現実に…
俺の目の前に…いるんだ???
「もう~!早くしないと遅刻しちゃうよ!?
転校初日だっていうのに」
渚ちゃんは俺の布団をひっぱってきた。
「は…?転校?父さんと母さんは??」
「まだ寝ぼけてんの~?真琴のお父さんとお母さんは今海外でお仕事中でしょ?
だから幼馴染だったあたしの家に昨日から住んでるんじゃない」
そ、そうなの!?
あれ?よく見るとここ俺の部屋じゃないし。
「3年前、真琴が転校しちゃった時は寂しかったなぁ…。でも今日からまたあの頃みたいに一緒に居られるんだね!嬉しいな」
そう言いながら俺の目をみてニッコリ笑う渚ちゃん。
は、ははーん…
そういうことね。
気づいてしまったぜ…。
これが
“夢”だということにね♪