caramel popcorm



きっと私の顔は、くしゃくしゃのお婆ちゃんみたいな顔になってるんじゃないのかな?



今にも暴れ出しそうな勢いがある私。



ペットボトルを掴むと一気に飲み、3分の1の水がなくなった。



「酸っぱ~!!」



未だに口の中に残る梅干しの酸っぱさに、やっぱり暴れだしたくなる。








「…? ジュディ?」


形のいい、ジュディの眉は歪んでいた。


「そ、それなに? 真っ黒で気持ち悪いッ!」


「…へ? おにぎりの事?」






もしかして、ジュディはおにぎりは初めて見たのかな?





真っ黒で気持ち悪いって…そんなに変かな?






「おにぎりだよ。食べてみる?」




「いや~!! いらない!」



< 20 / 84 >

この作品をシェア

pagetop