春色の輝き
次の日
「亮ちゃん、おはよっ!今日の朝ご飯は、パンケーキだよ!起きて!」
亮ちゃんったら、せっかく私が復帰した。っていうのにぃー。
「叶哇、今日、学校ないよ?日曜日だし。」
……。ガクッ
「そーゆー問題じゃなーい!」
もう。亮ちゃんなんて知らないっ!
「嘘。ごめん。じゃ、朝ご飯食べて来るわ。」
亮ちゃんは、2階にあるリビングに向かった。
私も、自分の家に戻ろ。
階段を、2階、1階、と、下がっていった。
そして、外に出る。
すぐそこには、コンクリート。
そして、隣には、私の家。
コンクリートに足を置いた瞬間……
ガクンッ
「わっ!」
痛っ
え?足が……動かない?
なんで?周りには掴むものもない……
「どうして動かないのよ!どうして今なの!?ふぇ、うっ。立ってよぉぉぉぉ!」
私は、泣いた。
もう、本当に、魂が抜けるくらい。
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