東高★男子サッカー部~私の仕事はマスコット



「はい。そこまで」



不意の来客に慌てて体を話すと……



「梓っ!!」



携帯をくるくると右手で回すと、3人の中で一番背の高い梓は視線を落とし



「沢井、私はアンタの嫌いじゃなかったんだけどね。でも卑怯な奴は嫌いだよ」



「俺が卑怯??だったら部活ぐるみでコイツの事囲ってる奴らはどうなんだよ」



そんな沢井に、梓はまるでお母さんのような顔をして諭した。



「確かに、綾からサッカー部の話を聞いた時は驚いたよ。だけど、綾は合意してるんだ。アンタのやってるのとは違うんだよ」



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