東高★男子サッカー部~私の仕事はマスコット
「まぁ結局お前はそこまで倉野のこと見れてないって事だ」
「お前は……想ってるって言うのか?」
挑発に負けたらダメだ。ましてや、今日は大切な日。
だけど……言葉が止まらない。
分かってるさ。
俺だって強引にアイツの唇を奪ったり、倉庫に連れ込んだり、本当は亮の事言えないぐらいルール違反な奴だって。
最初は確かに思った。あの日、抱き合ってる二人を見て倉野が辞めたいのは亮の為なのかって。
だけど……
だったら……