東高★男子サッカー部~私の仕事はマスコット



どうしよ……。



二人きりになるなんて



しかも、こんな急展開があるなんて……。



「綾ちゃん独り占め」



そう言いながら……いつかのあの日のように、唇が近付き私の耳を捕らえる。



動く事も、口を開く事も出来ないまま……私は体を硬くしたまま耳元に伝わる熱に身を任せた。



だけど……



これで終わりじゃなかったんだ。



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