森下くんの恋愛事情

もう、ごたごた。

光輝先輩は、顔が真っ赤。

莉音は、苦笑い気味で誤っていて。

蒼空先輩は、目から滝のように涙が流れていて。

玲音は、片手を莉音に出していて片手はカメラを構えている。

口元はゆるゆるだ。


そんなの、


「ダメーーー!!」

「ゆ、悠李?」

「そんなのダメ。莉音は、僕の彼女だし」

「やきも、ち?」

「莉音、おいで」


莉音は、素直によってきて

僕は、莉音をぎゅっと抱きしめた。


「ゆ、悠李?どうしたの?」

「僕、嫉妬で狂いそう」


遠いところから

「お前はもう狂ってるだろ」

っていう結城先輩の声が聞こえたけど無視。

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