森下くんの恋愛事情

急に莉音が話しかけてきて

響くんが余計なことを言おうとするから


「姉貴をおそ「気にしなくていいよ」


口を塞いだ。思いっきり。

ホントやめて欲しい。


「そう?響、遅刻決定だね」

「あ、もう今月に入って4回目」

「うわぁ。引くわぁ。ま、さっさと行く」

「へいへい、行ってきまーす」


ガチャっと家をでていく音が聞こえて、

莉音の方を見ると、

椅子に座っていて


「暇だねー」

「そうだね」

「座っていいよ」

「ありがとう」


椅子に座らせてもらった。

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