森下くんの恋愛事情
ホントにわかってない。
男の家に上がるのにモコモコショーパンを
なんで〜で済ますのか!
ホントにダメだから!
「なんで〜じゃなくて!
男の家にあがるのにそのカッコであがってるの?」
「ううん、悠李が初めて。
このカッコで動ける範囲は決まってるし」
「だからってこのカッコはダメ!」
「どーして?」
ホント、なんでこの子は僕の変なスイッチを入れるのが得意なんだろ。
バサッと莉音を押し倒した。
「悠李?」
「前、僕も男って言ったとこだよ?
そのカッコ危ないってわからない?」
体育祭の時みたいに太ももを触りながら言った。